成型の線を避けるラベル貼り

大阪にあるS社様は化粧品の受託製造を行っています。

容器へのラベル貼りは全て手作業で対応していましたが、透明な樹脂のボトルに透明ラベルを貼った際、ラベルに指紋が入ったものが客先に渡ってしまい、クレームになってしまいました。そのため手袋をはめてラベル貼り作業をしていましたが、今度は手袋の毛綿がラベル糊面について再度クレームになってしまいました。

貼り位置の指定も多く、容器の型のうっすらした線状の突起(モールドライン)をラベルが避けるように貼るなど、手貼りではどうしても作業効率が上がらず困っていました。

容器の成型の線をモールドラインといいます

そこで弊社は、ボトルラベラーBLG2000の狙い貼り仕様を提案しました。

BLG2000の狙い貼りは目印をセンサーで検知し、モールドラインを目印にすることで一定の位置にラベルを貼れます。

1000本の作業

作業人数 作業時間 ラベルに指紋 貼りずれ 気泡 不良率
導入前 4人 8時間 付きやすい 出やすい 出やすい 5%
導入後 1人 1時間 付かない 出ない 出ない 0.5%未満

貼りミスも無くなり飛躍的に不良率は下がり、さらに作業時間も大幅に短縮でき、その仕事の作業者を3名削減できました。さらに嬉しいことに、仕上がりの良さを認めて頂いた客先から、異なる商品の受注も増え、「これなら商売を大きくできる!」と、時間を置かずに2台目の商談を頂きました。

ボトルラベラーBLG2000で作業されています

作業風景

この事例に該当する機種は…